1972年2月12日、シホーテ・アリン山脈に落下したシホテアリン隕石です。 隕石独特の落下の際に形成された凸凹したくぼみが見られます。 色は黒っぽく、よく見ると赤茶色くなった箇所もあります。 こちらの隕石は鉄隕石に分類されます。 落下時の衝撃をドラマティックに物語っている、ワイルドで力強い印象。 神秘的な宇宙の力を感じさせてくれるロマン溢れるアイテムです。 ・落下地点：旧ソビエト連邦　シホーテ・アリン山脈 　北緯46・09・36 東経134・39・12 ・落下年：1947年2月12日　10時38分 【シホテアリン隕石とは】 1972年2月12日、旧ソビエト連邦のウラジオストク北東にあるシホーテ・アリン山脈上空で、隕石落下による天体爆発が起こりました。 落下の衝撃は凄まじく、ものすごい爆音が轟き、その光と爆発音は半径300kmにわたって観測されました。 この隕石の正体は小惑星であり、地球に突入した際に幾つかの破片になってクレーターを作っているのが発見されました。 後の調査で、シホテアリン隕石は約900トンもあった小惑星であると判明しています。 このシホテリアン隕石の大きさは、ここ数年で地球に落下した隕石の中で最も大きいとされています。