水晶クラスター、天然石ビーズのアートクリスタル

高いところから落ちることを意味し、訓読みでは【おちる】とも読む漢字「隕」。
地上に落下してきた直径１ミリ以上の流星物質を隕石といい、ほとんどの隕石は、火星と木星の間にある小惑星帯（星のかけらが集まったドーナツ状の帯）から何かの衝突で飛び出し、地球と同じ軌道に入り込み、地球の引力に引かれて落ちてくると推定されています。
ほとんどのものは大気圏の摩擦熱により燃えてしまい、気化してプラズマとなって流れ、地上では流れ星となって見えます。
気化しなかったものは、地上落下する隕石となります。
地球に落ちる隕石の数は、年間約２万個ぐらいと推定されています。
その多くは海に落ち、地上に落ちたものも他の岩石と見分けがつきにくいため、落下を目撃されない限りは発見されにくいです。

メテオライトの語源は、ギリシャ語で(meteoron 空の上のもの)に由来するとされています。
最近の調査により、多くの隕石は形成して４６億年を示し、太陽系の惑星などをつくった原料となった化石天体であることが明らかになりました。
金属からなる鉄質隕石は地球の核(core)に、岩石である石質隕石はマントル(mantle)に、２つの中間である石鉄隕石は核とマントルの境界部分に相当するとされており、地球内部の構造を研究するために欠かせない材料となっています。

「隕石」は、地球上にはない不思議なパワー（波動）を有しています。
超新星爆発のなごりを持つものさえある隕石は、宇宙の大いなるエネルギーを秘めているのです。
比較的有名な隕石は、ナミビア共和国（アフリカ南部）のハルダプ州で発見された鉄隕石である、ギベオン隕石があります。約4億5千万年前に地球に落下したと言われています。また、稀少だといわれているものに、アルゼンチン共和国の北部、チャコ州に落下した隕石カンポ・デル・シエロがあります。
隕石が地球に落下した時のの、衝撃と熱を要因として形成される石には、モルダバイト、リビアングラスなどがあります。

「隕石」は、地球上にはない不思議なパワー（波動）を有しています。
最近の調査により、隕石は太陽系の惑星などをつくった原料となった化石天体であることが明らかになりました。
超新星爆発のなごりを持つものさえある隕石は、宇宙の大いなるエネルギーを秘めているのです。
古来より、隕石は世界各地で崇拝の対象とされ特別に扱われてきました。
隕石が王や国家の宝として、神の神聖な体として祀られていたのは、古代人たちが隕石から放たれる力を実際に感じていたからに違いありません。
「天の金属」とも呼ばれた隕石は人間世界に存在する異世界の物質です。
心をしずめてそれを手に取る時、大いなる宇宙のメッセージを受けることができるかもしれません。

隕鉄とも呼ばれ、地球に落ちてくる隕石の約６％を占めます。約９０％の鉄ニッケル合金からなる金属質の隕石で、小惑星の核の破片と考えられています。
ニッケル濃度の割合によって、見られる結晶構造は異なりますが、中でもギベオンに見られるウィドマンシュテッテン模様は有名です。
鉄隕石は実際に量りなどで測る重さよりも持った時に重く感じるそうです。これはやはり隕石が地球に引かれて落ちてきたことと関係が深いのだと思われます。

【ギベオン隕石】
1936年にナミビア共和国（アフリカ南部）のギベオンというところで発見された主に鉄とニッケルから成る隕石です。

【カンポデルシエロ隕石】
1576年、スペインの探検家によって発見されたカンポデルシエロは、アルゼンチン共和国の北部、チャコ州に落下した隕石です。

隕石には含まれないが地球外の要因により生成されたものを総称してテクタイトと呼びます。
大きな隕石が地球に衝突した際、衝撃で蒸発した地球の岩石が急速に冷えてガラス化したという説が有力で、産地によって色や形が大きく異なるのが特徴です。
瞬時にガラス化した事を示す、丸い気泡や溶融時に流れた模様を見ることができます。
モルダバイトやリビアングラスは、非常に強力なヒーリングストーンとして注目を浴びている人気アイテムです。

【モルダバイト】
チェコのモルダウ川で発見された、ガラス光沢を持つ緑色のテクタイトです。。

【リビアングラス】
1576年、スペインの探検家によって発見されたカンポデルシエロは、アルゼンチン共和国の北部、チャコ州に落下した隕石です。

【テクタイト】
隕石が落下した衝撃で、地表の岩石と隕石の成分が溶解し、飛散する過程で急速に冷えて固まった天然ガラスです。

遠い宇宙からやってきた隕石には、宇宙のロマンがたっぷり詰まってます。
幾何学模様が美しいウィドマンシュテッテン構造といい、自然にはみつからない鉄とニッケルの合金であることといい、地球上には絶対に存在しない鉱物であることは間違いありません。
今や巷で人気で流行しているパワーストーン。
いろんな種類のパワーストーンがあり、身に着けてる人も多くなってきたのではないでしょうか？
しかしながら、パワーストーンとは異質の輝き、魅力をもった宇宙のパワーストーン、「隕石」を持っている人はまだまだ少数に思います。
稀少であり、流通量の少ない隕石は入手が難しく、 またエネルギー的にも強いが故に身に着けることに抵抗があるのやもしれません。
しかし、実際手に取れば、大宇宙との協調の波動を持った瞑想の強力なツールとなることを実感いただけることでしょう。