ムーンストーン

まるで月の光りを宿したかのような神秘的で静かな魅力を持つムーンストーン。

実は、鉱物種名としてのムーンストーンという名前は存在しません。長石の中でも、特殊なやわらかな光（シラー schiller）を放つものに対して、ムーンストーンと名づけられました。ムーンストーンという名前で呼ばれるようになったのは十七世紀と、比較的新しいのですが、石の存在としては紀元前1世紀頃から人々に知られていたとされます。長石の種類と組み合わせの構造の違いから、シルバー、グレー、ブルー、グリーン、オレンジなどの色合いのものも存在します。

ギリシア語の(セレニテス selenites)が語源で、当初はセレネー(月)と呼ばれていました。

月の満ち欠けに従い、その形も大きくなったり小さくなったりすると記され、その神秘性によって非常に人気の高い石でした。実際に、夜の月明りの下で現代のような強い光の無い時代の人々の目には、非常に神秘的に感じられたのでしょう。ヨーロッパでは旅人の石として、旅に出る人に祈願して持たせたという記述も残っています。

【トラウマの癒し】【女性性を高める】【月のエネルギーを受容する】【感受性を高める】【将来への見通し、未来予知】【宇宙意識と繋がる】【永遠の愛を象徴する】【愛を伝える石】

セージ　月光　水晶　太陽光　流水　

月のエネルギーを秘めているとされる石ですので、満月の夜に月光浴での浄化をオススメします。また紫外線にも水にも強いので、太陽光や流水での浄化も良いでしょう。